聖遺物「旧貴族の仮面」のテキスト
聖遺物セット「旧貴族のしつけ」
詳細
モンドの旧貴族が舞踏会に使用していた仮面、空洞となった目の縁は今でも昔の光景を見つめている。
ストーリー
精巧な花柄の彫刻が施された白銀の仮面。黄金と宝石が散りばめられている。
作りは精良で繊細であり、旧貴族の優雅な礼儀が窺える。
モンドを支配していた旧貴族は、元々民衆の中から選ばれた英雄であった。
偉大な族長と優雅な子弟、美しい姫と貴婦人たちも
宴の中で同じ土地の人民と共に食糧や喜びを分かち合っていた。
あの遥か過去の時代に、自分の知恵と財を惜しむ貴族などいなかった。
あの黄金時代、貴族は知識と利益を人々へ公平に分配した。
だが、やがて貴族は堕落していき、宴はただの権力を誇示する私欲を満たすための虚しい場となった。