聖遺物「指揮者のハット」のテキスト
聖遺物セット「大地を流浪する楽団」
詳細
長い年月を経ても、輝きを失わない礼帽。古い滑らかな音楽の音さえ聞こえるようだ。
ストーリー
美しい礼帽、時を経てもその美しさは変わらない。
よく聞けば、古くて抑揚のある音が聞こえる。
千年前に、大地を流浪した楽団があった。
楽団は楽譜がなかった。見たことを歌って、聞いたことを奏でた。
やがて楽団の人はこの世界の広さに気づいた。
「ああ。世の中に、歌にできるものがこんなにいっぱいあるとは」
メンバーたちは音符を言語として、見たことや聞いたことを記録し始めた。
死んでも楽章を手放さなかった人は指揮者であった。