聖遺物「琴師の矢羽」のテキスト
聖遺物セット「大地を流浪する楽団」
詳細
青藍色の矢羽、長い年月の中でも少しも色褪せない。水の流れのような琴の音さえ聞こえるようだ。
ストーリー
凛とした藍色の矢羽、いくつもの苦難を超えて今に至った。
向かい風の環境では、矢羽の先から音が漏れるらしい。
流浪楽団の琴師は同時に優れた弓使いでもあった。
伝説によると、彼は優しい琴声で鳥を惑わせて射落としたらしい。
鳥のために死の曲を作る時、琴師はいつも目をつぶっていた。
それは楽師の自矜だと思った人がいたが、仲間はそれを狩人の慈しみだと思っていた。
琴師が矢羽に、可哀そうな犠牲品を飾ると、
澄んだ琴声は死を告げる無情な哀声になった。